STEP 3 INCUBATION 創業 第6章 「ソリューション」を明確化する

仮説検証方法の選択肢を知る

提供価値の設計ができたら、MVPによる仮説検証に移行する。最もスピーディな手法は「スモークテスト」で、カスタマーリサーチ・ペーパーモック・企画資料などを使って定性的な受容性を確認する。さらに定量的に検証したい場合は「ドライテスト」として、LPと広告を活用して予約申し込みという形で実際の購入意欲を数値で測ることが推奨される。

提供価値が固まったら、**MVP(Minimum Viable Product:実証可能な最小限のプロダクト)による仮説検証を行う。デプスインタビューでのPoC(コンセプト実証)は完了しているため、ここからはPoI(アイデア実証)**のフェーズだ。検証目的・開発工数・リスク・実証規模に応じて適切な手法を選ぶことが重要となる。

最もスピーディな手法が**「スモークテスト」だ。カスタマーリサーチ(インタビューで興味を確認)、ペーパーモック(LP・コンセプト資料・動画を見せて反応を確認)、企画資料・営業資料(実際に営業して購入意欲を確認)などがある。これらは心理的ハードルが低い状態でのPoC確認**であり、定性的な受容性を素早く把握できる。

より定量的に検証するには「ドライテスト」が有効だ。商品が完成する前にLPを作成し、リスティング広告やSNS広告を出稿して予約申し込みを受け付ける。広告クリック率・LP閲覧・コンバージョンの一連の流れがすべて数値で確認でき、「メッセージが刺さっているか」「説明が購買意欲に繋がっているか」を具体的に判断できる。ツール選定さえ適切であれば、すべての行動データを記録し、仮説検証を定量的に分析できる。

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